2011/12/04

今は笑顔で

通話料が5万をこえたことで大笑いした

会って話せば ディナーにいってもおつりが来るねとまた笑った

お金じゃないんだよって 気持ちなんだよって

僕らはいつもそんな調子で

どれだけ近くにいても まだ遠いくらいだった


コンビニの女店員のおつりを 割って入ってもらうほど

嫉妬深かった君

さすがに辟易したけど うれしくはあった

携帯も毎日チェックしていたっけ

何故あなたは見ないのって いや 信じてるからだよって

僕らはいつもこんな調子で

どれだけ長くいても まだ短いくらいだった


楽しかったね 本当に人と人はこんなに愛し合えるんだね

今なら あなたにばったり出会っても

笑顔で話しかけられそうな気がする

2011/12/03

てをつないで

てをつないで

どうでもいいことをいいながら

いつまでもわらっていたいな

ほんきでけんかして

ほんきでなかなおりして

あなたならって あなただけって

ことばあそびはやめちゃって

きょうもあしたもそのあしたも

あなたとわたしをいつまでも

このてがつないでくれますように

あなたを何と呼んだらいいのだろう

ゆっくりと閉じていく心を

抗うことも無くそのままにさせていたころ

あなたは不意に現れて 心から笑わせてくれた

注がれる優しさが

どれだけ僕を救ってくれただろう


何も知らないあなたは 助けるって気持ちはなくて

だからこそ うれしかった


友達でも 恋人でもないけれど

あなたの存在は 僕を生かせてくれる


なんてお礼をいったらいいだろう

本当は 大好きだって伝えたいんだ

でも もうこれ以上は望めないし

あなたを失ったことを考えると 踏み出せない


突然かかってくる電話に

しどろもどろになりながら

終わった恋の足枷は

最後に

あなたと笑って話したのはいつだっただろう

思い出せないな

事務的な会話 とってつけたような話題は

僕らをただ 消耗させてきた


最初に

あなたと話した話題はなんだっただろう

思い出せないな

幸せなときは いつまでも続くって思いは

僕らはいつか 間違いだって気づいた


本当に

あなたと過ごした時はなんだったんだろう

思いい出せないな

終わってしまったら 何だって無駄になる

楽しい時間ほど 思い出せば足枷に

僕はいまだ 新しい歩みを始められないでいる

2011/12/02

夜空があなたにできること

雲のない 月と星だけの夜空になると

僕はそっといつもの場所で空を見上げる

それまで溜まった悲しかったこと 悔しかったことを相談する

月や星は 黙って全て聞いてくれる

決して笑ったり馬鹿にしたりしないし

決して怒ったり遮ったりもしない


何て優しい 月と星


けれど

絶対に同意や慰めをしないし

絶対に選択や励ましもしない


何て厳しい 月と星


あなたたちは知っている

答えは全て自分自身にあるってことを



ちょこれーと

付き合いたての恋人特有の

甘い 甘い つながり

無駄にくっついて 無駄に長い時間を過ごして

確かにそのときは 何だって意味のあるものだったんだけど

あんなにもミルクの混ざり合った 重なり合った頃は今

時折懐かしくなる程度にしか 心を占めない

冷めて硬くなった パリパリの心

大人になるって 失っていくことなんだろうなって

ビターな考えは 色々なものを私から削ってゆく

ちょっと 遅かったかな

気付くには

ちょこっと れいとな 私の人生

2011/12/01

階段

愛

失う

漂う夜

深い緑色

沼のほとり

虫達とともに

小さな声で泣く

こんな惨めなきみ

真っ暗に照らすのは

反対のスポットライト

人前で絶望の寸劇を演じ

悦に浸るどうしようもなさ

誰かのせいにしてしまったら

進むことは出来ないというのに

わかってるつもりで動けないのは

弱さ見つめ認めることを避けるから

もう一度惨めのさなぎをまとってでも

這い出て次の道を歩めるまで眠るがいい