2011/08/10

強く生きるヒント

生きることは 笑うことだと誰かが言うと

生きることとは 泣くことだよと誰かが言う

確かにそうだ

強く生きるということは

笑った後 その明るさを力にすることだし

泣いた後 涙をふいて立ち上がることなのだから

2011/08/09

素晴らしい雨

あなたと歩く帰り道

晴れでも雨でも変わらず楽しいひととき

昨日の夏のさすような日差しも

汗をかきながら笑ったり 走ったり

帰り着くのがもったいないと本気で思えた



今日は突然の雨

知らない家の軒先で雨宿り

いつもより長く一緒にいられた

素晴らしい雨

びしょ濡れでも心から感謝

本当にありがとうって

二人は雨雲に大きな声で

何度も何度も言ったよね

今日もいい日だった



また明日

素晴らしい雨と

何より素敵なあなたに会えますように

2011/08/07

月の無い明るい空

遠回りをして帰る

夜空は明るく 薄い雲まで白く見えそうなほど

かなり先の台風が 強い風を届けてくれる

夏なのに涼しい

ふと上を見あげ 月を探す

...いない

それなのにこの明るい空は

月が照らすように暖かい

涼しいのに暖かい

先まではっきりとみえる帰り道を

遠回りなのにゆっくりと歩いた

2011/08/05

流れ星流れた

悲しみの痛みでじっとしていられない夜

誰もいないたんぼみちを走る

冷たいコンクリートの橋の上で一休み

昔この道を自転車で通ったときにみた

流れ星のことを思い出した

全速力で走る自転車から 不意に振り返ってみた星空に走った細い光

あの時は進路に向き戻ったとき もう一本の星の流れをみたんだった

偶然に胸を締められた感覚が

いま鮮明に蘇る

現実に戻るとどうしても

見れないだろう連続の光のすじを欲しがってしまう自分

少し恥ずかしくなり

長い恋が終わった悲しみを

何でもいいから癒したいからだろうと

何も考えず空を見ていた

無音に包まれたこの空は

きらきらと星を輝かせる以外 何の変化も無い

目線を落とすと 地面の先に

遠くの道を走る車が ゆっくりと向こうへ走っている

その上に 流れ星

とってつけたような偶然に 僕は一人笑い上を見る

と

そこにあわられたもう一本の太い光 見たことの無い大きな輝きに

息や鼓動や私のすべてのものが確かに止まった

しばらくして我に返ると

こんなときは素直に 偶然以外のものを感じ取り

もう少し がんばってみよう と

夜空がくれた激励に背中を押され

立ち上がり 砂を払い家へ戻る

ゆっくり歩く帰り道

進むべき道のはるか上に

ひとすじの光

偶然を偶然にしたくない僕

三個目の流れ星に

頑張れといわれた気がした

頑張って生きるよう 優しくも力強く肩をたたかれた気がした

2011/08/02

一日

いい目覚めに今日はいけそうな予感

結局いつもどおりとがっかりする昼

気分のさえない午後を過ごし

反省ばかりの夜に

すすむアルコールがすべてを洗い流し

何も得られないままに就寝

うしなう

うしなう

ぽっかりとあいたこころ

まひしたこころはやがて

大きな痛みを思い出しのたうちまわる

そんな悲惨な自分が

それに打ち勝ち立ち上がる姿を思い描き

格好良くあろうとそれにもがこうと決意する

うしなう ことから える こと

無表情に僕を見下している大きな丸い月

先ずそいつを力いっぱい睨み返し僕は始まる

2011/08/01

明るさと羨み

明るさを羨む人がいる

集まりの中心にいるような

太陽のような人を眩しそうに羨む

ああなんと 浅はかなことだろう

私はそんな人たちを哀れむ

太陽は何も失わずに光っているのではない ただそこに暖かさが生まれるわけではない

人を照らすために 自分を燃やし続ける犠牲によって 太陽は輝いているのだ

私は 羨む

犠牲を厭わず 周りを照らすその太陽のこころを